これから一人暮らしをする方は、物件情報を見るのが初めてという方が多いのではないでしょうか?
今回は、物件情報はどこで得るのか、書かれている言葉の意味や一人暮らしの場合の基準を初心者でもわかるように紹介します。
これを見れば、物件情報から自分の希望に合うかどうか見分けられるようになります。
早速確認していきましょう!
Contents
物件情報はどこで見る?

方法情報を見る方法は2種類あります。
「インターネット」と「直接不動産屋さんへ行く」です。
インターネット
やはり今の主流はネットで調べることです。
どこでも調べられるので便利ですし、地図からの絞込みや沿線検索などが簡単にできます。
不動産屋
住みたいエリアの不動産会社へ足を運びます。
業者さんに直接話を聞けるので、地域のいろいろな情報を得られるのがメリット。
でも、初心者は乗り込みにくいと思うので、まずはネットで調べて良い物件があれば訪ねるのがオススメです。
小技!宅建免許番号の更新回数を確認しておく
不動産業を営むときには必ず国土交通大臣か管轄の都道府県知事に宅地建物取引業免許の交付を受けなければいけません。
5年ごとに免許の更新が必要なので更新回数が多ければ長く不動産を扱っているので、知識も多いし、その地域の情報にも詳しいはずです。
下記のように、免許番号とともにこの更新回数が必ず店内やホームページに掲示されているのでそれを確認しておくといいですよ。
○○県知事(●)第○○○○号
国土交通大臣(●)第○○○○号
↑●が更新回数
物件情報に載っている言葉を知って賢く選ぼう!

物件情報をゲットしても、書いてある意味や基準が分からないと選べません。
まずは言葉の意味と一人暮らしの基準を学びましょう。
基本情報

所在地
物件の住所です。
交通
最寄りの駅からの所要時間。80mを徒歩1分として計算されています。
お金に関する情報

ここで出てくる金額は仲介業者によって結構違ってきます。
時間に余裕があれば複数の業者で見積もりをとるのがオススメ!
賃料
月額の家賃です。
管理費・共益費
建物の補修・清掃等の維持管理などに必要な費用。賃料とは別に毎月支払う金額です。
敷金(保証金)
賃貸契約の際に大家さんに預ける金額です。家賃の滞納や借主責任の修繕が発生した場合に使われますが、何もなければ原則退去時に戻ってきます。
礼金
大家さんへお礼の意味合いで支払うお金です。敷金と違い戻ってこないお金です。
仲介手数料
契約の仲介をした不動産会社へ支払う手数料です。最近では無料のところも多いです。
部屋の作りに関する情報

向き
部屋の中で最も大きな開口部(窓のこと)の向き。
東は午前中、西は夕方、南は一日中日当たりがいいです。
間取り
部屋の間取りの種類。下記のように略称で表示されることが多いです。
●間取りの種類
K:キッチン
DK:ダイニングキッチン
LDK:リビングダイニングキッチン
S:サービスルーム(納戸・収納用の部屋のこと)
和:和室。和6など後ろに数字が付く場合は畳数(この場合は6畳)を表します。
洋:洋室。洋6のなど後ろに数字が付く場合は畳数(この場合は6畳)を表します。
上記にその他の部屋数をくっつけて表示されます。
例えば、2LDKなら居室2部屋とリビング・ダイニング・キッチンという意味ですね。
専有面積
部屋の面積です。
一人暮らしの場合、25㎡程度が標準と言われています。
入居
入居できる時期。「即」は即入居可能。
建物自体の情報

種別
マンション・アパート・一戸建てなどの種類
建物構造
建物の主な構造です。下記のように略称で表示されることが多いです。
強度はSRC>RC>S>Wです。
●建物構造略称の意味
W:木造
S:鉄骨・軽量鉄骨造
RC:鉄筋コンクリート造
SRC:鉄骨鉄筋コンクリート造
築年
建物が建てられて何年経過したか。築年数1年未満のものは新築と表記されます。
築年数が経っている建物の方が賃料が安いことが多いですが、設備の劣化が目立つことも。
昭和56年(1981年)6月1日に建築基準法が大きく見直され耐震基準が厳しくなったので、それ以降の建物がおすすめです。
リフォーム済・リノベーション済物件であれば、築年数がたっていても新築のようにキレイな場合もあります。
まとめ

物件情報の見方はわかりましたか?
ここで得た知識を元に自分が求める部屋を実際に探してみましょう!
確実に自分に合う部屋を見つける「物件選び3つのポイント」も合わせて確認してくださいね。
